学会などで「良い」プレゼンをするために気をつけること

skill-up-presentation 大学院生活
スポンサーリンク

研究している中で、ある程度結果が出てくると、学会参加の機会が訪れてきます。
そうすると、必要になるのはプレゼンです。

発表することは緊張するものです。
ただでさえ内容を話すのに精一杯なのに、時間や話す内容などに気を配らなければなりません。

その中で、どうしたらより良いプレゼンをすることができるか?
基本は聴衆のことを考えるのが、成功の近道です。
今回は、私が考えるポイントをいくつか紹介します。

はじめに:プレゼンは事前準備が超重要

研究内容は自分がすごいと思っているかもしれませんが、みんなが自分の研究を知ってほしいと思っています。
そこに独りよがりの発表をしても聞いてもらえません。

もちろん内容が一番なのは言うまでもありませんが、伝わらなければ内容を理解してもらうための入り口にも立てないのです。
頭にすんなりと入る良い発表は、発表を聞いてもらえる入り口となります。

そのために何よりも大切なのは、事前の準備に尽きます。
直前に準備してもある程度の内容になる発表ができるのは、相当な場数を積んでいる人のみです。

そもそも場数を踏んだ人は、普段から研究の構成を考えるクセがついているはずです。
これを若手が真似するのは危険です。テスト前の一夜漬けと同じようなものですね。

そこで、私が考えるプレゼンのコツをいくつか紹介します。一つでも参考になれば幸いです。

スライドのクオリティを上げる

プレゼンの前準備として、発表に用いるスライドがすごく重要な位置を占めます。
私はこのスライドのできが、プレゼンの成功を左右するものとさえ思っています。
特にあまり話すことが得意でない人、研究始めたての学生さんはスライドに心血を注ぎましょう。

とはいっても、今回はプレゼンに関してであり、スライド作成で注意すべきポイントも多いため、別に記事を執筆中です。

それでもここで主張するのは、それだけ重要であると考えているからです。
スライドがしっかりしていると、最悪本番にうまく話せなくても、スライドがある程度の情報を伝えてくれます。
そう考えると、話す方も幾分落ち着いて発表できるようになります。

口頭発表でしゃべる字数の目安:時間(分)×400(字)×0.7~0.8

本番で発表するときにどう備えるといいでしょうか。
発表で当日話す内容については、字数にも注意しましょう。

多すぎると、時間内に伝えられず、せっかく作ったスライドも流し流しで見せざるを得ません。
逆に少なすぎて時間が余ると、座長を慌てさせるなんとも言えない緊張の時間が待っています。

発表に関しては、文字数にして以下がいいようです。

発表時間(分)×400(字)×0.7~0.8

学生時代に教えてもらったのですが、やってみるとちょうどいい分量だと思っています。
もちろん個人差はあるので、ご自身で実際にやりながら微調整してください。

練習してみて15~20秒余るくらいがちょうどいいと思います。
予備の時間になりますし、例えピッタリでもこのくらいなら質疑に移っても問題ない位です。

このように文字数を意識することには色々なメリットがあります。

発表の内容が精査される

反対に言うと、発表で話すことができるのはこの字数内であるということです。

その字数内にまとめられるような発表分量がちょうどいいと言えます。
これを目安にして内容を精査しましょう。

  • 余計な情報が含まれていないか?
  • 言い回しを変えることはできないか?

時間を気にする心配が少なくなる

内容をよく絞っておくことで、時間を気にする心配が少なくなります。
時間を気にして焦ってしまうと、セリフを飛ばすなどといったことが発生しやすくなります。

余裕が出てくると、強調したいところをしっかりを強調するために気を配るなど、よりいい発表をするために使えます。

聴衆の方に顔を向けて発表する

「自分の発表を聴いてほしい」と思ったときに

  • 聴衆に背を向け、スライドに顔を向けて話す人
  • 聴衆の方にしっかりと顔を向けて話す人

どちらの発表を聞きたいと思うでしょうか。
明らかな誘導尋問のようですが、後者の方が魅力的に見えますね。

自信がありそうに見える、といった心理的な面が大きいです。
感覚ですが、質問が出やすくなるようになると感じています。

精神論のように感じるかもしれませんが、発表も結局は聴衆とのコミュニケーションです。
コミュニケーションを円滑にするためには、心を開くことが肝心です。

加えて表情にも気を配れれば言うことなしですが、これはある程度場数を踏めば自然とできるようになるでしょう。

レーザーポインターはぐるぐる回さない

スライドを指し示すのに使うレーザーポインター。

発表中にダイナミックにぐるぐる回しながら話している人をよく見かけます。
一生懸命に話しているのはよくわかるのですが、スライドのどこを指しているかがわかりにくくなります。

それではポインターの意味がないですね。
聴衆も一体どこを指しているかと、探す方に夢中になってしまいます。
そうなると、肝心の話を聞き逃してしまう危険性があります。

ポインターはずっとONではなく、ここぞのときにピンポイントで指すべきと思います。

もし、手が震えるのが気になる方は、ポインターを持っている方の肘を体にしっかりとつけ、もう一方の手で下から支えるようにすると幾分抑えることができます。

レーザーポインターの色→赤は見づらいかも?緑など

細かい話なのですが、スライドに使う色によってはレーザーポインターが見えにくくなることがあります。

これは私が実際に指摘されたことです。
私はスライドに暖色系の色をよく使うのですが、発表練習のときに赤色のレーザーポインターが見にくいと指摘されました。

そのため、本番では緑色のレーザーポインターで臨みました。

スライドの注目ポイントを目立たせるレーザーポインターが見えづらいと、効果は半減です。
細かいからこそあまり意識しないかもしれませんが、密かに重要ポイントと思っています。

最後に:プレゼンは本質ではないが重要

いくつかプレゼンがうまくいくためのコツを紹介してきました。

最初にも書いたように、プレゼンがいくら上手くても中身がなくては意味がありません。
ただ、結果だけあっても意味がないのです。

うまく両輪を回していくことで、研究を発展させるのに重要です。
こだわりすぎるのも良くないですが、こだわりすぎということは決してないので、時間の許す限り完成度を高めて良いプレゼンをするために参考にしていただければと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました
公開日:2018年12月9日