無機化学ノート

核と電子の綱引き:原子半径とイオン化エネルギーの傾向

有効核電荷は、電子を引きつける強さに関連するパラメータである。この有効核電荷と電子の引っ張り合いがわかるパラメータとして原子半径とイオン化エネルギーがある。まずこれら定義や周期表内での傾向について紹介していく。
2019.05.06
大学院生活

研究を進める原動力:ラボミーティングへの心構え

研究室に入ると、定期的にミーティングをする機会があるかと思います。ただ時間が設けられているだけの場合はただ何となくやってしまっている人もいるのではないでしょうか。工夫次第では短時間で効率良いミーティングにできると考えます。
2019.05.06
無機化学ノート

多電子原子の電子配置(2):dブロック元素

前回から多電子原子の電子配置について見ている。第2周期までの元素についてまでしか取り上げていなかった。これは第3周期(3p軌道が閉殻になる)までは同じように説明できる。 問題は第4周期からになる。ここから少しふるまいが違ってくる。
2019.05.06
無機化学ノート

多電子原子の電子配置(1):有効核電荷と遮へい

第2周期からの電子の入り方について見ていく。主量子数に関して、3番目の電子から、すぐ上の電子殻(n=2)の軌道を占めなければならない。ここで問題になるのは、第3の電子が占めるのは2sなのかそれとも3個の2pのうちのどれなのか?である。
2019.05.06
大学院生活

博士号の取得:博士課程の在籍中に気をつけたいこと

博士号を取るということは、研究者として認められたという一つの形と言えます。実験、研究成果の発表など、研究に必要な力を一定のレベル以上に高める必要があります。 私も博士号を取りましたが、博士課程のときは考えが至っていないところがいくつかありました。
2019.05.06
無機化学ノート

第一周期元素の電子配置:パウリの排他原理

電子のエネルギーや角運動量を決める5つの量子数について整理した。では、実際に電子はどういう順番で埋まっていくかについて考える。初めに簡単なところからで、第一周期元素である水素とヘリウムを取り上げる。電子配置を考える上で、避けては通れない法則がある。 それが、パウリの排他原理である。
2019.05.06
科学コラム

実験の自動化・キット化はいいことか?

研究現場では、実験にキットを用いる割合が多くなっています。 また、生命科学系では馴染みがありませんが、ロボットやAIなんかも流行っています。 このような簡易化・自動化には、大学ではいいところ・悪いところ言われます。その辺について、考えているところをまとめてみます。
2019.05.06
無機化学ノート

水素型原子の電子スピン:量子数の整理

最近は無機化学、特に原子と分子の化学結合を復習しています。やはり化学反応を考えていく上で、結合の話は避けては通れないでしょう。電子は、原子核の周りの空間を占めている。よく原子核の周りを回っている絵を目にするが、厳密には正しくない。難しい言い方になるが、あくまで存在確率を規定しているに過ぎない。
2019.05.06
科学コラム

研究における基礎力:データから次の一歩を抽出

最近は確立された実験方法も多くなり、キットも充実してきています。ではキットを使って結果を出せば、論文が書けるか?というとそうではありません。結果と結果の間にはそれをつなぐ論理性が必要です。そこには基礎力が重要になると思っています。
2019.05.06
科学コラム

大学院生時代の反省:研究室生活の時間の使い方

自分に専門家を名乗るほどの知識が身についているか?と聞かれると自分にはまだ自信がありません。私も研究室には長時間いて、必死にやったつもりにはなっていました。しかし、今改めて考えてみました。「もう少しこうすればよかった」という反省点が出てきました。
2019.05.06
科学コラム

社会人の自主学習:勉強する動機

旅行なども楽しんでいるのですが、勉強する時間もなるべく取るようにしています。私の中では動機として大きく仕事目線と趣味目線の2つがあります。それぞれの目線についてもう少し掘り下げてみようと思います。
2019.05.06
科学コラム

10年後に振り返る:義務教育は役立っているか?

人が生きていく上で、教育は重要です。しかし、教育方法に対する考え方は多種多様です。以前あるツイートを引用する形で少し述べさせてもらいました。引用元のツイートには「点取ゲーム」という表現があります。 これに関しては私は全く同じことを思っていました。
2019.05.06
プロフィール

化学の研究者である私の学問への興味の変遷

プロフィールをもう少し深化させたいと思います。 今回はこれまでどう自分が化学と関わってきたか、についてです。 もちろん、化学は好きなのですが、ずっとのめり込めたわけではありませんでした。 一時は情熱を失いかけていた時期もあ...
2018.04.21
趣味

冬のランニング継続:走る時間帯の検討結果

習慣となっているランニングですが、今までは仕事後などの夜の時間帯に走っていました。 しかし、一人で走っているためか、夜の暗い時間帯のランニングはモチベーションが保ちにくくなってきました。 そこで試しに時間帯を朝にシフトするというのを試して...
2019.05.06
科学コラム

細胞の培養法で気をつけること:培地のロット差という盲点

細胞の増え方が遅いという自体に直面した。そこで、器具や試薬を変えて色々と試行錯誤した。現在は無事に元通りになり、細胞がしっかり増えてくれるようになった。先に結論を書くと、原因は培養に用いていた培地であることがわかった。自分への備忘録と、同じ事態に直面した方の参考になればと思い、過程を書くことにする。
2019.05.06
生化学ノート

タンパク質構造を安定化する「力」

タンパク質は翻訳されて終わりではない。機能を発揮するためには、正しく折りたたまれなければいけない。これをタンパク質のフォールディングという。フォールディングには様々な力が関わってくる。今回はタンパク質の構造を決める力について見ていく。さらに、構造が決まったあとのタンパク質の揺らぎに関しても触れる。
2018.08.19
生化学ノート

三本らせん構造を取るコラーゲンの性質

以前取り上げたケラチンに並んで、馴染み深いタンパク質としてコラーゲンが挙げられる。コラーゲンはすべての多細胞生物に存在するタンパク質である。脊椎動物においては最も多く存在する。外からの応力に抵抗するため強く、不溶な繊維構造を持つ。今回はこのコラーゲンの特徴的な構造について見ていく。
2018.08.19
プロフィール

プロフィール:趣味、研究以外の興味

最初にプロフィールなるものを書いたのですが もう少し、研究以外の部分で趣味などについて書いてみたいと思います。 趣味・興味のあること一覧 野球 陸上 ランニング 読書 漢字 お金について ...
2018.05.20
科学コラム

大腸菌の形質転換のプロトコル、見直してみては?

最近こんな記事を読みました。大腸菌の形質転換ではヒートショックも後培養もいらない | 酵母とシステムバイオロジー 私は大学時代から、大腸菌の形質転換は何回もやっていますが、なかなか衝撃でした。今まで当たり前と信じて疑わなかった実験手法でも、改善点があることを示唆しており、興味深いです。
2019.05.06
お金

サラリーマンのお金:「貯める」から「増やす」へ

研究者と言っても、民間企業に所属している以上、サラリーマンと変わりはありません。もちろん、アカデミアにいる人は違うというわけではないですが、学生で無い以上、お金についてしっかり考える必要があります。一方で、なぜ資産形成が必要なの?とはっきりとイメージできない方も少なくないでしょう。
2019.05.06
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