リモートな研究環境での仕事:利点と欠点、自分なりの捉え方

仕事

「どんな環境で働いているのか」
この点について、私のケースはなかなか特殊だと思うのでちょっと紹介したいと思います。

書ける範囲で書きますが、ある程度ぼかした書き方をしているところもあるので、そこは察してください。

概要
環境→本社が東京にある企業だが、地方に構えた研究室を1人で回す
仕事内容→共同研究の遂行、東京からの実験指示を基に実験
利点→1日の仕事の割り振りを自分の裁量で決められる
欠点→仕事のパフォーマンスを高めるのが難しい
自分なりの環境に対する捉え方→如何に自分を律し、高められるかを鍛えるいい機会と捉える

環境と仕事内容

会社について

本社が東京のとある企業なのですが、自分は地方に構えた研究室にいます。
社員は総勢10人ほどの小さな会社です。
研究室は自分1人で回しています。あとは皆東京を拠点にしています。

仕事内容

研究室を1人で回すといってもPIみたいな大層なことをやっているわけではありません。
テーマが与えられているというよりは、都度東京からの実験指示を元に実験を行うのが仕事です。
別場所に研究室を構えたのは共同研究のためで、その内容をやることもあります。

実験、解析はもちろん、1人なので掃除や試薬の在庫チェック、発注まですべて行います。
経理については、東京の方で行ってくれています。
要するに便利屋的なポジションです。

このように、あまり例を見ない特殊な環境で働いています。
業務連絡は出社後と退社前に電話で行い、メール等で都度相談事をします。
と言っても実験のことなど、気軽には聞ける環境ではありません。

この環境の利点

スケジュールを柔軟に決められる

といっても、この環境にも利点があると考えます。

働いている身からすると、1日の業務における時間の割り振りをすべて自分で決められます。
休憩時間や、お昼の時間をいつ取るかも自由です。

業務内容で仕事ぶりを判断

上司は私の仕事ぶりを直接見れないので、実験結果や解析内容などで働きぶりを判断することになります。
業務への態度よりも内容で評価される点は、自分の成長にはいいことだと感じています。

付随して、自分のコンディションに合わせてメリハリをつける事ができます。
たとえば「午前に実験詰め込みすぎて疲れたから、午後は少し長めに休んでから頑張ろう」としても
やることさえ終わらせられれば後ろめたさを感じることもありません。

この環境の欠点

サボりすぎると危険

やはり、自分への裁量が大きい分、誤った方向をなかなか修正することができません。
ついサボってしまうとやることを終わらせることができなくなってしまいます。

そういうときも、誰かに回すことができないため、つけも自分で払わなければなりません。

しかし、そうならないようにするのは至難の技です。
どれだけ真面目な人でも制限がなければ、楽な方に流れていってしまうのが性というものでしょう。

実験内容の確認が簡単にできない

実験の原理や試薬の調製法などで疑問点や曖昧な点が出てくることはあります。
近くにいるとすぐ聞くことができますが、この環境ではそうは行きません。
タイミングを見て聞くか、自分で調べるしかありません。

1人で業務を行うというのは、何よりも効率が悪いです。
印象論ですが、普通の研究所などで自分のパフォーマンスが100出せるとすると
今の環境だと、70~80ほどしか発揮できないように感じています。

自分自身の捉え方

2~3ヶ月のどん底

慣れるまでは上司や他の社員さんが来てくれていたので、そういう意味では良かったです。
しかし、彼らは出張のノリで来るので、退社後はほぼ100%飲み会に連れてかれました。
住み始めたばかりの土地だったので、最初はその土地の料理やお酒を楽しんでいました。

しかし、自分の時間が取れなくなることに、違う意味で徐々にしんどさを感じてきました。

仕事に対しても、慣れない環境で慣れない実験をする毎日で
なかなかモチベーションが上がってきませんでした。

心境の変化 – 3ヶ月を過ぎて

このあたりから、仕事にも慣れて生活がようやく軌道に乗ってきた感じがしています。
仕事への向き合い方にも変化が出てきました。

大学と違って、実験に掛けられる時間が限られる中で
すべてのことを自分自身でやらなければいけない中で
どう工夫するか。どのように自分を高めていくか。
を追い求めて色々自分の中で工夫するようになりました。

そのトライ&エラーが面白くなってきています。

今またこうしてブログに記すことで、次はどう工夫しようかと前向きに考えています。
あまり、この記事が参考になる人はいないかとは思いますが、自分にとっての精神安定剤の1つにもなっています。

コメント