無機化学ノート

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核と電子の綱引き:原子半径とイオン化エネルギーの傾向

有効核電荷は、電子を引きつける強さに関連するパラメータである。この有効核電荷と電子の引っ張り合いがわかるパラメータとして原子半径とイオン化エネルギーがある。まずこれら定義や周期表内での傾向について紹介していく。
2018.09.17
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多電子原子の電子配置(2):dブロック元素

前回から多電子原子の電子配置について見ている。第2周期までの元素についてまでしか取り上げていなかった。これは第3周期(3p軌道が閉殻になる)までは同じように説明できる。 問題は第4周期からになる。ここから少しふるまいが違ってくる。
2018.09.17
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多電子原子の電子配置(1):有効核電荷と遮へい

第2周期からの電子の入り方について見ていく。主量子数に関して、3番目の電子から、すぐ上の電子殻(n=2)の軌道を占めなければならない。ここで問題になるのは、第3の電子が占めるのは2sなのかそれとも3個の2pのうちのどれなのか?である。
2018.09.17
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第一周期元素の電子配置:パウリの排他原理

電子のエネルギーや角運動量を決める5つの量子数について整理した。では、実際に電子はどういう順番で埋まっていくかについて考える。初めに簡単なところからで、第一周期元素である水素とヘリウムを取り上げる。電子配置を考える上で、避けては通れない法則がある。 それが、パウリの排他原理である。
2018.09.17
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水素型原子の電子スピン:量子数の整理

最近は無機化学、特に原子と分子の化学結合を復習しています。やはり化学反応を考えていく上で、結合の話は避けては通れないでしょう。電子は、原子核の周りの空間を占めている。よく原子核の周りを回っている絵を目にするが、厳密には正しくない。難しい言い方になるが、あくまで存在確率を規定しているに過ぎない。
2018.09.15